開業保健師・キャリアコンサルタント
瀧口 奈々
1985年生まれ。滋賀県出身。
小1女の子、小5男の子の母。
新卒で某大学病院心臓外科に就職。
出産を機に退職し、5年間の専業主婦を経て第2子出産後に保健師として復帰。
複数の自治体などで
幅広い年代、ライフステージの方の心と体の健康づくりに携わる。
自身が産後、子育てにもバランスを崩してしまった経験から、自分自身の生き方・働き方を見直すようになり、2020年起業。
子育ても夫婦も仕事も、自分軸で楽しみたい女性に、真の安心と勇気を届けたいという想いで活動している。
頑張ってきたはず、
なのに今の自分が好きになれない
History
ヒストリー(生き方編)
子どもはすごく大切だから
傷つけたくないし、子育ては失敗したくない。
わたしが、幸せにしてあげたい。
なのに日々の子育ては
焦りや苛立ち、心配にのまれて、思い描くような関わりができない。
寝顔を見ては後悔することや不安で涙することがたくさん。
「気にしなくていい」といわれても気にしてしまう自分。
ポジティブに捉えられない自分。
ママになった自分に自己嫌悪だらけ。
夫婦は、1番近くにいるはずなのに
分かり合えている気がしない。
密かにコンプレックスを抱いて
このままでいいとは思えないのに
どうしていいかわからない日々。
素直になれない、優しくなれない、歩み寄れない…
そんな醜い自分を知って
『今さら…』と、ますます自信がなくなる。
仕事は…
資格もあるし安定した就職先もたくさんある職業。
自分の将来のため
育ててくれた家族や周りの人たちが大切だったからこそ
喜んでほしくて、安心してほしくて納得して決めてきた。
これでいい、はず。
なのに
この先ずっとこの仕事、この働き方を
続けるしかない人生なのかと思うと、どうしても憂鬱になってしまう。
仕事はしたい。
やるなら人の役に立つことがいい。
…本当は、その中でも好きだと思えることがいい。
そんな向上心とは裏腹に
なぜ?
身体も心も重くて前に進めない…。
これは全て
子育てにも夫婦にも働き方にも全てに悩んでいたころの
わたしの心の叫びです。
走り続けることへの強制終了
どうして今つらいんだろう…
何のために頑張り続けてきたんだろう…
わたしらしさって一体なんだろう…
何が原因で、どこから解決していけばいいんだろう?
それが分からない日々。
感じている違和感に背を向けて
忙しい毎日をやり過ごしていた
その結果
二人目の産後ついに、
身体も心もバランスを崩してしまいました。
当時は自分のこれからに、自信も希望も
全く感じられずにいました。
・
一方、看護師だったわたしは仕事を通して
今生きていることは奇跡
目の前に大切な人が存在することは奇跡
という事実も痛感していました。
命は奇跡で有限。
この人生は一度きり。
だからどこかで自分を諦めたくない、とう気持ちが
あったのだと思います。
わたしが、わたしの味方。
もう一度、自己理解から始めよう
そこから
ずっと目を背けていた自分自身と向き合うようになり
一念発起し、保健師として仕事復帰。
子育ても夫婦も仕事も
自分が無理せずに心地よく過ごせることを模索しているうちに
心理学やカウンセリング理論
セルフコーチング、潜在意識
などの学びに出会うようになりました。
知ったことを実践する中で
悩みの根本を知っていくことができ
ネガティブな感情の取り扱い方が分かるようになり
自己理解が深まることで
自分への安心、信頼、自信を感じられるようになっていきました。
そして
子育ても夫婦も、わたしにとっての心地よい関係を
見つけられるようになりました。
自分と家庭という土台に
安心や心地よさが生まれると
もっと自分を信じて
新しいチャレンジをしよう!と行動できるように。
わたしのYes!答えは自分の中にある
わたしも人との出会いの中で
学び、誰かに壁打ち相手になってもらうことで
変わっていけたのであって
ここまでのプロセスは
到底一人ではできなかったこと。
だから今度は、
そういった場を提供できるように
なりたいと思っています。
今は悩んでいても大丈夫。
一見ネガティブな出来事も
フタすることができないネガティブな感情も
もっと幸せに生きるためのきっかけとヒント。
人はいつからでも
本当に望む生き方ができると信じています。
Noをあつめる日々ではなく
わたしのYes!をみつけて。